平成16年6月定例会一般質問答弁

 

[ ]  質問順位 船木正博 議員(尚政会)

[質問要旨] 1.船越駅周辺整備について

船越駅は、男鹿市内の駅の中で、一日の乗降客数で4割近くの方に利用されているが、手狭な駅前広場や払戸踏切から駅に至る狭い道路の為、朝晩の通勤・通学の時間帯は非常に危険である。船越駅の駅裏は宅地開発が急速に進み人口も増加しており、市町村合併の動向や地域広域化の時代背景を考えると、総体的に交通の流れ自体にも変化をもたらしてくると思われる。

@ 駅周辺での混雑を解消し安全を確保する為、狭窄道路の拡幅工事や、国道101号線船越バイパスから船越駅に至る県道159号線の延長線上に若美町に至る陸橋、あるいは駅裏へ通じる歩道橋を設置してはどうか。

A 将来の広域合併を見据えた総合的な視野による交通政策が必要と思うが、どのように取り組まれるのか市長の考えを伺う。

 

 船木議員のご質問にお答え申し上げます。

 ご質問の第1点は、船越駅周辺整備についてであります。

 まず、船越駅につきましては、議員お説のとおり、若美町の住民も含め多くの通勤、通学者に利用されているところでありますが、踏切から駅までの道路は狭隘で、踏切周辺も危険な状況にあることから、市といたしましても、その改善を図り利便性の向上と安全性の確保に努める必要があるものと考えております。

 このことから、合併協議会の専門部会や幹事会における新市建設計画策定に係る協議の場において、道路の改良や歩道橋の設置など、駅周辺整備の位置づけについて協議するとともに、整備の可能性やその手法などについて検討してまいる考えであります。

 次に、交通政策についてでありますが、このことにつきましては、市民生活の利便性や産業経済の振興を図るうえで、最優先課題の一つと捉え、これまで、高速交通体系の整備にあわせた県内90分、生活圏30分の交通体系への参入を目指し、国道101号や昭和男鹿半島インターチェンジへのアクセス道路など、広域的な幹線道路の整備を促進するとともに、市内幹線道路などの整備に努めてきたところであります。

 今後とも引き続き、広域的な視点に立ち、国や県と協議し、総合的な交通政策の推進に努めてまいる考えであります。

 


     平成16年6月定例会一般質問答弁

 

[ ]  質問順位 船木正博 議員(尚政会)

[質問要旨] 2.観光案内所となまはげ立像について

@ 市長は3月定例会で、16年度重点施策として観光案内機能施設整備基本計画を策定するということであったが、この事業が立ち上がってスタートしているのかどうか進捗状況を伺う。

A 観光案内機能施設の設置場所の目安、規模、完成までの全体的な予算及び事業の終了期限について、現時点での計画や考え方を伺う。

 

 ご質問の第2点は観光案内所となまはげ立像についてであります。

 まず、観光案内機能施設整備基本計画の進捗状況についてでありますが、この基本計画は、本市の観光案内業務の充実となまはげの里への歓迎を目的に整備するもので、6月末に正式に観光関係団体や、地域の代表などで構成する検討委員会を立上げ、委員の意見を参酌し、策定作業を進めてまいります。

 また、案内機能施設の計画については、11月を目処に設置場所、規模や機能、概算工事費等基本計画を策定し、来年度予算に実施設計及び工事費を予算計上したいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

 なお、教育行政に関するご質問につきましては、教育長より答弁いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。

 

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