◆14番(船木正博君) どうもご答弁ありがとうございました。
それでは、最初からいきます。
今回の選挙結果をどう見るかということですけれども、市長は説明が足りなかったかもしれないというお話でございました。今回、私の見るところでは、この前の一般質問でも菅原市長は、活動するのがちょっと遅かったというふうなことを言ってましたけれども、それは相手候補にも言えることでありまして、相手候補は、ほとんど表明してから1カ月ちょっとより活動期間がなかったんですね。そういうことで、もしかしてその方ももう二、三カ月前から活動していれば、どのような状況になったかというのは、今さらですけれどもちょっとまだあれが変わってきたと思っております。ということでありますので、やっぱり菅原市長は最初から県会議員とかで知名度がありまして横綱級の方でございますので、対戦の方は、相撲でたとえれば小結というか十両級、そういう感じでございましたので、こういうふうな結果は想像されますけれども、いずれにしてもこの7千383票という反対の票というのは、私はかなりの重みがあると思っております。これがまた、お互いに同じような土俵で結構長いスパンで戦っていれば、今回の争点が争点だけに、やっぱりこれ逆転したという可能性もなきにしもあらずですので、その辺のところ今回の選挙として、菅原市長は楽勝と思ったのですか、それとも危機感を感じながら当たったのでしょうか、その辺をちょっとお知らせ願えればありがたいです。
◎市長(菅原広二君) 私が申し上げている説明が足りなかったというのは、3年間も議論して、この内容を市民がなかなか理解不足だと、そのことも含めて言ってるんです。私の説明不足もありますけども、3年間の、もっと市民に広報していくと、そういうスタンスが足りなかったんじゃないかなということを率直に申し上げています。
あともう一つ何でしたか・・・
◆14番(船木正博君) 何というか楽勝と思っていたかどうかと。
◎市長(菅原広二君) そのことについては、非常にいい機会を与えてもらったと思ってます。お互いにこういう意見を市民に知らせていくと。市民が大いに市政に関心を持ってくれたんじゃないかなと、非常にその機会はよかったと思っています。
以上です。
◆14番(船木正博君) そういうことで、頑張っていただきたいと思います。いずれにしても反対票、七千何ぼというのは、私も結構想定外でしたので、その重みというものを感じながら、これから対処していただければありがたいと思っております。それだけ菅原市長の知名度、人気度があるということでございますので、頑張っていただきたいと思います。
あとですね、そういうことなんですけれども、市長はよく、この前もJRのお話ありました。300メートルこちらに来るというんですけれども、正式にまだ決まっていないその段階で、ことあるごとやっぱりあちこちで吹聴して歩くというのはおかしいですけども、やっぱり夢を語るのもいいですけども、さも決まったような感じで皆さんとらえる人がいるんですよね。ですから、その辺のところ、もう少し、県会議員の立場と市長になったときの立場と、またちょっと違いますので、その辺のところをやっぱりもっと何と言いますか、しっかり具体的な発言とか、夢ばかりじゃなくて、希望的観測ではなくて、今のところはそういうふうな話で、まず実際のところは決まってないわけですので、もう少しはっきり何といいますか、皆さんに誤解を与えないようなお話し方をしていただければありがたいと思いますが、どうですか。
◎市長(菅原広二君) いい質問してくれました。私はね、県会議員だろうが市長だろうが、こういうことはバンバン言っていきます。ということは、市民に夢を与えていくのが政治家の仕事だと思っています。私は、まるっきりできない夢を語っているんじゃなくて、みんなでそのことに向かっていけばできるだろうと、そういうことを言ってるんです。五能線が30年前に廃線になろうとしたとき、五能線の人たちは一生懸命みんなで廃線しないでくれということをJRに要望して、その結果、10年後にリゾートしらかみが走って、今、10万人の乗客が乗って、今では日本一乗ってみたいローカル線になっています。男鹿の市民も、もっとJRにそういうことを要望して、男鹿の市民はやる気あるんだと、JRと一緒にやっていくんだと、そういうことのスタンスが大事で、JRがやってくるのを待つんじゃなくて、こっちからもっと仕掛けていくというか、そういうことが大事だと思っています。いろんなことを話さないと議員の皆さん方というのは、私が聞いてなかったっていう話もよくあるから、私はできることであればオープンにして、皆さんから意見を問うていきたい。だから決まっていないからじゃなくて、それを実現するためにみんなでやっていこうと、そういうスタンスだと思っています。それはやめた方がよければ、それはやめなきゃだめですし、私は適当なことを言ってるんじゃなくて、そのまた可能性が非常に高いから皆さんにその賛同を得るために、みんなでベクトルを一つにしようと、そういう思いで言ってるんです。
以上です。
○議長(三浦利通君) 喫飯のため、午後1時まで暫時休憩します。
午後0時00分 休憩
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午後1時02分 再開
○議長(三浦利通君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
船木正博君
◆14番(船木正博君) 仕切り直しで、先ほどは市長の方から、いいお答えをもらいました。やっぱり我々は、ある程度市民に夢を売るというか、そういう商売に違いありません。ということですけれども、それではちょっと現実的な話にまた戻りたいと思います。
JRですけども、私の感じるところは、一般の人が感じるところでは、JR単独ではやっぱりそういうふうなもの、移動するとかいうのは、恐らく無理ではないかなと、これ、今までの経験から、これからもあんまり変わることはないと思いますし、駅舎の移動に関してですね。市長も先ほど市の方からも働きかけてやると言っておりましたので、当然男鹿市が率先してJRを説得というかお話して連れてこないと、JR単独では絶対来ないと思いますので、市長はそれほど男鹿市からJRに働きかけて一緒にやるとしてもいいんですけれども、そうなると当然財政負担もかかわってくることで、いろいろ議会とも相談しなければいけないことになりますので、その辺のかかわりですね。男鹿市で本当にやっぱり、単独でなくて男鹿市で出資してJRさんを巻き込んでやるという、そこまでのおつもりはあるわけですか。
◎市長(菅原広二君) JRと一般的に仕事を、そういう駅舎の移動とかとなると、合築って言いますよね。それで非常に所在地の役所の負担が大きいわけですよ。私も県議会時代に知事との答弁のやり取りの中で、今までJRの関係の、新幹線見てもわかるとおり、みんな地元の市町村が負担していっていると。この前の湯沢の駅舎についても湯沢市が負担していると、そういうことは私は十分承知です。だけども、いろんな条件があります。男鹿の魅力とか、今のJRの状況とかあって、私は合築じゃなくてJRでやってくれるんじゃないかなということを、可能でないかなということをイメージしてます。イメージしてるって言い方は悪いですけども、どういう言葉を使ったらいいかわからないですけども、可能性があると、高いということを、手ごたえを感じています。そのためには、まず先ほども言ったように、前の幹部に何回か言われたことありますけども、男鹿市民がやっぱり危機感を持って、いつもJRが常に走っているという状況じゃなくて、みんなのやっぱり鉄道だと、JRなんだということを考えていくという、支援していくということが大事だと思ってます。
そしてまた、今の移動したときの駅舎と、そしてまた広場ができます。そして、今の道の駅と、そこをプランを描くということが大事だと思います。だから、そこあたりのことについては、当然JR単独でできるもんでもないし、市単独でできることでもないし、プランニングをして、市も県もJRも知恵を出してそこあたりをつくっていくということだと思っています。そういうまた広場のこととかは、私は道の駅が活性化して、市民の理解、議会の理解が得られれば広場にもつながっていけるんじゃないかなということを思っています。
◆14番(船木正博君) 合築ではなくてJRさんがやってくれるという可能性があるということを信じて私たちもいなければいけないですけれども、でもある程度自分の思い込みとか希望的観測もなきにしもあらずですので、その辺のところJRさんがはっきりやってくれれば御の字でございますので、これからの推移を見定めたいと思っております。
それから、またあの場所のことを言いますけれども、ご承知と思いますけれども、やっぱり立地条件が悪いと。それとあと、本当にあの場所でいいのかという声たくさん聞いてますよね。市長も聞いていると思います。そういうふうなことがこの前の結果に出たと思うんですけども、正直なところで答えて、本当に単純に考えて、市長、本当に場所的にあそこでいいと思っていますか。その場合、本当に私はいいから、あの場所はいいんだからと、そういう反対派の意見の方たちを、何といいますか説得できるだけの強い意思があると思いますので、その辺の意気込み等をどうぞ。
◎市長(菅原広二君) 私は逆にお聞きしたいんです。どうしてあの場所が悪いという意見があるのかということを聞きたいです。船越でだめなのは、単なる道の駅でないんだと。単なる道の駅だったら船越という選択肢もあるかもしれないです。新しい産業の掘り起こしですよね。漁業の振興、農業の振興、JRと結びついた観光の振興と、だからそのためには、やっぱりこの場所がたまたま、あそこしかなかったんでしょうけども、あそこがベストではないにしてもベターだと。そしてまた、ここまできたからには、それをベストにもっていくと、そういう気持ちが大事なんじゃないでしょうか。
◆14番(船木正博君) 今、ちらっと反問権とかも頭にあったんですけども、それはそれとして、そういうことで別にあの場所をいいと思われる方も中にはおりますので、場所的にはいい悪い、それは人の思いでございますのであれですけども、その場所がどうしてあれだかというのは、今、観光案内所のところで私質問言いますので、その辺のところは今ここで飛ばしておきます。
あと、成否をかけた問題ですけれども、これは当然、二〜三年後になれば結果が出てくるわけですので、そのときにどういう判断をするかというのは市民は注目していると思いますので、二〜三年後に、男鹿市の起爆剤となって大成功しているというように私もイメージをしておりますけれども、そういうふうになるように市長も頑張ってもらって、市長の責務を全うしてもらいたいなと、そういうふうに思って、これは激励と思って聞いてください。そういうことです。
あとちょっと私もきのうは寝耳に水というかショックなんですけども、CASの問題です。まず、CASというのは、複合観光施設の最大の目玉です。男鹿の漁業振興、6次産業化、広域販売等で大切な部分ですよね。あそこの部分がもしなくなれば、またこの複合観光施設の意味もまたちょっと変わってくると思いますので、そういうふうな大事なことを早めに我々に教えてもらわなかったというのは、ちょっと残念なんですね。できれば、議会初日の市長の諸般の報告でも、そういうふうな状況であるという経過報告で、いくらでも早めに私たちに連絡をいただければありがたいなと思っておりますので、この辺のところはちょっと不満に思っております。ということで、もし、二回か三回くらい応募のチャンスはあるということですけれども、もし採択ならなかった場合、そこの株式会社ですか、その場合、複合観光施設でもなくてはならない存在ですので、もし補助金等採択ならなかった場合は、その会社で自己負担でもってその補助金の部分を出してやるだけのあれがあるんでしょうか。もしそれがなければ男鹿市で出すとか、そういうこともあり得るんでしょうか。その辺のところをちょっと教えてください。
◎市長(菅原広二君) 今ちょっと私も驚きましたけども、なくなるっていう話は一つも言ってないですよね。それから、冷凍、CASではなくて冷凍施設です。
◆14番(船木正博君) なくなるんでなくて、冷凍のあれが要するに採択されなかった場合のこと。
◎市長(菅原広二君) 採択されなくても、それはやらなきゃだめなことでしょうから、それは民間会社が考えることで、そしてまた皆さんからお知恵をお借りしながら、何かやれる方法がないかなと。きのうも申し上げたとおり、あれは県と市の協働事業の中の今回の施設の目玉の部分です。だから何としてもなければだめなもんだと思っていますから、その採択が、補助金の交付がされないからこれをやめるとか、そういう問題ではないんです。だから、その補助金の交付があればそれにこしたことがないですし、なければないで何とか次の手段も考えていかなきゃだめですから、その施設がなくなるということは私は考えていません。
◆14番(船木正博君) なくなるということではなくて、当然やらなきゃいけないことですので、要するにそうなった場合は、男鹿市の方でも負担があるというふうに考えてよろしいわけですね。その部分を補っていくということで。
◎市長(菅原広二君) 政治家の問答みたいで悪いですけども、今の時点でそのことはまだ考えてないです。そういうこともあり得るかもしれませんけども、私は今の時点ではそのようなことは考えていません。
◆14番(船木正博君) 考えてないということでございますので、それは後々の話といたしましょう。
それから、運営は民間主導でということで、男鹿市も10パーセントですので9分の1の負担と、それ相当の要するにリスクはあるという、10パーセントですのでそれほどのあれでもないですけども、いくらかはやはり市民の負担はあり得るということに解釈になると思いますが、そうですよね。9分の1の負担ということで、それ相当の要するに男鹿市の負担が、要するにもし何かあった場合は負担があるということですね。
◎市長(菅原広二君) 一般の会社で考えれば、10パーセントの株主ですから、その10パーセントの負担しかないわけですよ。だけども、考え方によっては、それは10パーセント、少ないんじゃないかなと、もっと投資して、もうける会社にはもっと投資した方がいいんじゃないかなと、そういう話もあるかもしれません。今のところは10パーセントの負担だと、そのリスクはそういうことだと考えてもいいと思います。ただ、設置者ですから、オーナーですからね、やっぱりこのぐらいのことを持ってないと、いろんな口出しもできないし、大きな方針はやっぱり決めてきたのは市と県ですから、そういう責任はあると思います。
◆14番(船木正博君) そういうことです。
それから、複合観光施設、道の駅に分離というところでございますけれども、先ほど、私その前に、市長だよりの愛読者でありますので、それからまたちょっと参照させていただいてちょっと話したいと思いますけれども、まず、名前からいきますね。市長はことあるごとに「道の駅おが」というふうに発言なさっています。この5ページにも「ブレーメン」の入港のところで「道の駅おが」の早期完成を期待した日でもありましたと書いておりました。でもまだはっきり正式な名称は決まっていないわけで、名称は確か8月に公募して10月に決定という流れだと思うんで、それまではやっぱり名前がちゃんと決まっていないうちにこういうふうに書面とかに「道の駅おが」とはっきり書くのはどうかなと。これはやはり仮称なりとか、そういうふうなつけるとか、その辺のところまで気配りしなけりゃいけないんじゃないかと思うんですけども。
◎市長(菅原広二君) おっしゃるとおりです。私も事務方には注意を受けています。そのチェックした事務方に、よく注意しておきます。
◆14番(船木正博君) じゃあしっかりチェックしてください。
ということで、このところで私、道の駅部分に初期費用、ランニングコスト、聞いておりました。そのランニングコスト月60万というのは妥当だと思うんですけれども、初期投資の機材導入などの初期費用、これ600万というのは、かなり少ないなと私は思うんですよ。というのは、以前、私、男鹿総合観光案内所に道の駅をつくるとしたらどのくらいかかるかなということを調べてもらったときあるんですけども、そのときのあれを見ますと、電話とか設置、あと防犯対策としてカメラですね、監視カメラとか、あとそういうふうな何ていいますか照明灯とか、また、人件費もかかってきますね。それはランニングコストですけども、かなりやっぱりそのときに調べてもらったのだと、これあくまでも観光案内所の場合のあれなんでちょっと違うと思いますけども、大体あんまりそう乖離はしてないと思います。ということで、そのときの計算されたものが2千48万4千円なんですね。初期投資が。ということで、今回の初期投資が600万というのは、異常に少ないんじゃないかなと、それほどあんまり道の駅の機能的に設備悪いのかなと、その辺どうなんでしょうかね。その初期費用。機材導入。
○議長(三浦利通君) 藤原産業建設部長
[産業建設部長 藤原誠君 登壇]
◎産業建設部長(藤原誠君) 今回の初期費用につきましては、道の駅の情報発信機能の部分と観光案内の機能の部分に係る備品ということで、通常の国道等の道の駅でございますと、道路からの生映像の情報を流すとかそういう部分も必要になってきますけれども、今回の道の駅につきましては県道に付随した道の駅ということで、そこら辺の情報についてはちょっと不確定な部分がありますけれども、今のところ想定しているのは、情報モニターと、あと細かいとこでいきますと観光パンフレット用の表示代とかごみ箱とか細かい部分ありますけれども、そこに係る備品部分につきまして600万円と想定しているものでございます。
◆14番(船木正博君) 設置対象部分がそれだけだということなんでしょうけれども、でもこの中ですね、それはそれとしていいですけども、あそこは必ず電話をつけにきゃいけないんですよね。電話は24時間で道の駅にはつけなければいけない。ただし、需要が見込めない場合は、そのNTTさんは公衆電話等、つけてもらえないんですよ。おそらくあの場所にNTTさんがそれを設置してくれるかどうか、これちょっと私は疑問に思います。電話等もつける検討とか、今してますか。
○議長(三浦利通君) 藤原産業建設部長
[産業建設部長 藤原誠君 登壇]
◎産業建設部長(藤原誠君) 道の駅機能として必要な部分の機能といたしましては、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能と、あと加えれば防災機能という形になっておりまして、電話の設置までは要件に加われていないと考えております。NTTが設置することになりますとピンク電話とか赤電話になりますけれども、市側で設置する場合は無料の公衆電話という形で市が負担して設置するような形になると思われます。
◆14番(船木正博君) それはわかりました。
先ほど市長は、場所的には今のところでいいと言いますけれども、やっぱり私は道の駅とすれば、国道沿いで頻繁に車が入るというところを想定しておりましたので、そういうところも場合もないということでございましょう。
これはまずいいですので、観光案内所を道の駅ということでございますけれども、半径50キロ圏内で、要するに設定しておりました。男鹿から、船川から50キロ圏内だと、ほとんどが、半分以上が海なんですね。船越からきて50キロ圏内だと、結構陸地の方まで広がります。そういうふうなところで場所的にもそういうふうな立地条件としては、そこのところが一番私は適していると思って場所的にはそこがいいと。そういうことをもっと議論したかったんですけども、まだありますので、ほかに進みます。
ジョイフルシティです。やっぱり今のあの状態では、やっぱりだめです。男鹿市の入り口があんなふうだと、ちょっとやっぱり困りますので、そくいうふうなことで、もっとあそこの方、私たちも前に伊徳さんの方に大館の方へ行ったときあります。そのとき伊徳さんの方でも男鹿市とタイアップして、いろいろやっていければいいなというお話をいただいてきましたので、その後ほとんどまだ何も動いていないようなんで、やっぱり伊徳さんの方では、結構男鹿市と一緒にやってもらえるようであれば進出したいという意見がありましたので、その辺のところは市長もよく御存じだと思いますので、トップセールスで、これからもまたどんどん伊徳さんの方と交渉してもらいたいと思いますが、いかがですか。
◎市長(菅原広二君) 伊徳のオーナーとは20数年来のネットワークを持っています。付き合いをさせていただいています。その前に議員の有志の人たちが何人かで行ったときも、私もちゃんと仲介の労をとらせてもらってます。その後、伊徳のオーナーとも何回か話をしています。最近も電話で話をしています。今の困っている現状も話してますし、私はまず第一段階では、道の駅、道の駅って言うなって言いましたけども、複合観光施設をまず活性化させると。そうすれば、当然その前を、船越の前を通ってくるわけですから、当然船越のにぎわいにつながっていくと。そしてまた、経済全体の底上げができれば、船越の住宅地にも若者が入っていくでしょうし、そういう意味では活性化させると思っています。
もう一度ね、みんなで船越のそのジョイフルシティ跡地をどうしようかということを、船越地区の人たちも議論を深めたらどうでしょうか。そのこともまず大事だと思っています。私は私なりにちゃんと営業をします。
以上です。
◆14番(船木正博君) 市長が一生懸命やっているのはわかります。市長からも指摘されました、じゃあ船越の地域の皆さん、少しジョイフル、あの辺をどうしようか、また検討して要望なり、船越振興会の方からいろいろ要望なりとかさせますので、そのときはよろしく対応をお願いします。
やっぱり男鹿の玄関口ですからね、玄関口はしっかりしてもらわないと、やっぱりどこのうちでも玄関はきれいにしておく、やっぱり玄関口のところをもっとしっかり整備してお願いしたいなと、お願いするって言えばだめなのか、求めます。
あと、漁業問題でございますけども、先ほど市長も言ってますけれども流砂の問題。あそこですね、特に今あそこ、船越水道の河口付近ですね。あの辺のところの流砂の問題は、菅原市長も県会議員のときに一般質問等でしておりますので、私よりずっとわかると思うんですけれども、30年度までですか掘削工事やるということで、きょねんも掘削してあったんですけども、きょねん掘削したところにまた砂が戻ってきて、またほとんど元の状態になってきております。それで、私もよくあの辺をウオーキングするので、やっぱり干潟に溜まったところにおってくるんですよね。においも発生してきています。ということで、せっかく掘削したのに、また砂が戻ってきている。これはどういうふうな現象なのか。恐らく今現在、県でもどこでも本当の理由、八郎湖から来るのか、海から来るのか、その辺のところはまだわからない。そういうふうなわからないままにああいう工事をしてもむだではないかなという話が船越の人たちからも出ておりますので、その辺のところを市長は、県の問題ですけれども、男鹿市長となった今、積極的にそれをどんどん取り組んで解決の方向にもっていきたいと、そういうふうに思いますので、市長になった立場であそこの完全撤去まではいけませんでしょうけれども、頑張っていただきたい。それから、せっかくたまったのにまた戻ってきた、けども3年間、30年まで続けるということなんですけども、毎年毎年同じような状態を繰り返すことになると思いますので、その辺の条件なんかも、その辺よく考えてもらわないと根本的な解決にはなりませんので、その辺のところを男鹿市の市長となった、県会議員から市長になった立場でどんどん県の方に要望してもらいたいと思います。どうですか。
◎市長(菅原広二君) 堆積した砂のことに関しては、十何年来の船越地区の要望だったと思います。知事がよく思い切ってやってくれたと私は感謝しているんです。知事があそこの現状を図面と写真でパッと見て、ああやろうと、その決断してくれたらしいです。だから、あれは船越地区の人たちが津波が来た場合の安全・安心のためにどうしてもやらなきゃだめだことだということを理解してくれた、そのこと一つだと思います。
それとまた、景観の意味合いからも、私はあそこの船越水道の土手から見る防潮水門、太平山、そして砂浜にきて脇本海岸の方ね、男鹿の島を見るのが私は大好きです。すばらしい景観の場所でもありますし、そういう景観上の意味からも、そのしゅんせつの、堆積土砂の撤去は必要なことを十分感じております。
そしてまた、昨年やったのにまた新たに溜まったと言っても、今までの現状が、水位から1メーターか2メーターの高いところまでいったはずですから、それから見ると、現状はかなり回復されているので、その点のことも理解してください。
私の認識では、あの土砂は根本的には抜本的には、防波堤を延長するしかないんだと思っています。だけれども、多額な工事費を要するので、なかなかそこまではいけないと、そういう状況だと思って、そういう認識をしています。
以上です。
○議長(三浦利通君) 14番船木正博君の質問を終結いたします。