○議長(菅原清春君) 再質問ありませんか。二番

〇二番(船木正博君) 再質問いたします。まずは、男鹿東中学校のグラウンド整備の件でございますが、あのグラウンドは、ちょこちょこ砂盛りしてもとうてい整備できないような感じでありまして、やはりかなり周りの土地よりも低くなっているということから、全体的に上げなければこの問題は解決できません。もう一度考えていただきたいと思います。

 また、通学路の除雪問題ですけれども、これも県、市道があるわけですけれど、担当ごとに分かれているようですが、それはさておきまして、学校と指定業者との連携というものがあまりよくなっておりません。雪が降ったとしても、例えば私、前にPTA会長やっておりまして、雪が降って、雪がかなりつもって車も人も入っていけない場合ですね、直接、私のところに電話が来て、そして業者さんのほうに私のはうから電話をかけるとか、そういうようなこともよくありましたので、この連絡方法をもっと密に、学校と指定業者とが連絡をとれるような行政的な指導もこれから必要ではないかなと考えております。

 また、夜間照明設置の件でございますが、これは南中学校、東中学校、いずれどちらかに付けるという予定であったそうですけれども、財政難のためにできないということですが、現在の男鹿東中学校の状況を見ますと、かなりのスポーツ人口がおりまして、金川、北中学校と、そちらのほうへ出かけて行きますと、やはり遠いところだと時間もかかるし、仕事が終わってからいくのも時間的な問題でスポーツする時間が少なくなるとか、そういうふうな苦情もよくあります。そういったことで、人口密度から言っても、男鹿東中学校にその施設があれば、かなりの利用価値があるのではないかと考えられますので、そのへんも再考をお願いいたします。

 市立体育館の早期建設については、今、大体二ヵ所ぐらいという予定があるそうですけれども、これは、再質問いたしませんけれどもどちらかに建てるとしても、将来的に悔いの残さないような立地条件のいいところを、ぜひとも選んで欲しいと思います。そこはぜひともお願いいたします。

 それから、船越バイパスに物産館をという私の提言ですけれども、やはり、豊かな観光文化都市を目指すようであれば、観光案内所とか、物産館、男鹿市のいろんなもの、特産品や文化というものを一同に集めて展示をして見せる、そういうような場所も一つは必要だと思います。私の言っているのは、単なる産地直売所の施設だけじゃなくてですね、そういうふうなインフォメーションセンターを含めた、例えば、「道の駅」というような感じのものを、一つぐらいは男鹿市として必要ではないかと思います。やはり、その場所としても、男鹿に入ってきた玄関口にそういうふうな建物があることによって、これから男鹿を観光するんだなという、期待感も観光客にもわいてきますし、いろいろホテルの予約、あるいはこれからどこへ行こうかという選定するにも、そういう場所があれば、かなりこれはいいものだと思いますので、ぜひとも物産館、これをいますぐにとは言いませんけれども、計画を立ててつくっていただきたいと思っております。

 それから、情報化のことでございますけれども、それぞれ、かなり準備は進めてやっているというのは本当にうれしい限りです。私は、いま一つ、突っ込んで言いたいのは、市役所内の各連絡の仕方、これは文書、封筒であちこち持って歩く、そういうのはやめまして、全部電子メールでやったらどうかなと考えております。これは、わざわざ出かけなくても、一気に全部の所に即座に情報が流れます。そういったことで、かなりの利便性もありますし、それから、市役所内だけではなく、支所とか出張所、そういったところにもネットワークづくりをする。今の状態ですと、はがきか封筒に入れて、郵便か役所の車でわざわざ文書等を運んでいるような所がありますけれども、そういった所は、このインター

ネットを利用して、Eメールで簡単にできるわけです。即座にその所にいて全部に情報が流れますし、しかも双方向ということですぐに連絡も取り合えるということで、かなり便利なことは皆さんよくご存知だと思いますので、経費の面から言っても、車代とか人件費、それから文書費、そういうふうなものもかなり財政困難の折、救われると思いますので、ぜひともネットワークづくりといったものを、そういう観点で、もうちょっと突っ込んで考えていただきたいと思います。

 それから、二〇〇〇年間題ですけれども、これは、かなり私の予想に反しまして計画なされているようで、本当にうれしい限りでございます。危機管理計画も策定するということですけれども、その場合、新年、前後にかけて、予備として人員を配置しておくのか、そういうふうなこともちょっとお聞きしたいと考えております。JR等見ますと、一日前後にかけた、0時前後にかけて汽車は全部各駅に止めるということでございまして、そういうような計画もありますので、本市ではどのような計画をなされているのか、それをもう少しお知らせ下さい。

 それから、男女共同参画社会の女性の委員数ですけれども、これはかなりなもので、二九・五パーセントということでございまして、県の登用の目安としては、県では二〇パーセントを目標にしているようですけれども、現在の県の登用状況は一五・七パーセントです。それに比べてもかなり高い数字ですので、これは本当に、ますます女性を増やして女性の意見を取り入れることによって、もっといろんな発想ができると思いますので。これは、私、本当にうれしい限りです。こっちのほうは、もう少し、三〇パーセントぐらいまでになっていただきたいと考えております。今、いろいろ雑多な意見を言いましたけれども、そのへんのところ、もう少しご説明できるところお願いいたします。

○議長(菅原清春君) 佐藤市長

     【市長 佐藤一誠君 登壇】

○市長(佐藤一誠君) 船木議員の再質問にお答え申し上げます。

 まず、通学路の除雪の件でございますが、この冬までの間に、学校、業者、あるいは市側と連絡網が整備されるように、大至急整備して参りたいと思います。

 それから、物産館の件でございますが、議員におきましては道の駅ふうということでございますので、先ほど答弁申し上げましたが、どういうものが、どういう形でいいものか、またどういう場所がいいのかということも含めて総体的に研究させていただきたいというふうに思います。

 それから、情報化につきましては、先はど、Eメールというお話もありましたが、これについても今現在、実は、実験中でございます。ちょっと余談になりますが、年寄りがなかなかコンピューターについていけない部分があって、若い人はすぐ慣れてできるんですけれども、そういった障害もあったりして、なかなか難しい面もございまして、今、実験中で、いろいろ方法を研究しておりますのでご理解賜りたいと存じます。

 それから、二〇〇〇年間題の人員のほうの予備人員も配置するのかというお尋ねでございましたが、これも十一月の策定いたします危機管理計画の中で、これについても考慮して、やるかどうかというものも含めて十一月までに策定して参りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 なお、教育関係につきまして、教育長のはうからご答弁いたさせますのでよろしくお願い申し上げます。

○議長(菅原清春君) 小玉教育長

     【教育長 小玉啓太郎君 登壇】

○教育長(小玉啓太郎君) お答えいたします。グラウンドの件でありますが、なかなか広大と言いますか、面積が広すぎまして、あそこにただ土盛りをすればいいというわけにもいかないし、暗渠とかそういうものをやるとすれば数億円かかる見込みであります。したがいまして、教育委員会から一昨年あたり、学校に四百メートルでなくて二百メートルのトラックにして、余った部分に部室とかテニスコートとか、そういったものをやったらどうかという案を提示したわけでございますが、学校からは、まだそれに対していいとか悪いとかという返答は来ていないわけであります。

 いずれにいたしましても、ただ単に土盛りをすればいいというわけにもいかないものですから、そういうことを含めまして、今後、学校当局とも十分協議しながら、いい方法を模索して参りたいというふうに考えておりますので一つご理解いただきたいと思います。

 なお、照明の件でありますが、今、申し上げましたとおり、やはり、現在の施設の利用頻度が非常に少ないと。今、よく言われております対費用効果から見ても現状の男鹿市の財政では設置が無理であるというふうに一つご理解していただきたいと。どうしても、夜間施設を利用したいというものにつきましては、どうぞ、時間にすれば十分ぐらいですので、金川近隣公園のほうを使っていただきたいということであります。なお、市立体育飴の件につきましては、できれば、十二月議会前に議員の皆さんと協議して参りたいと考えているところでございます。以上です。

○議長(菅原清春君) さらに質問ありませんか。

〇二番(船木正博君) 以上で終ります。どうもありがとうございました。

○議長(菅原清春君) 二番船木正博君の質問を終結いたします。

  以上をもって本日の議事は終了いたしました。

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