平成21年9月定例議会 議案質議

 

Ø  医師就学資金貸与条例の一部改正について

 

 

 

1、就学資金の対象範囲を看護士、薬剤師、臨床工学技師まで拡充する理由と、現在の職員の実態について

 

 医師のほかに看護士、薬剤師、臨床工学技師までその範囲を広げるということですが、看護師さんなどの人員確保がそこまで厳しい状況になっているのか。私が見る限りでは看護師さんは結構多いように感じますが、拡充する理由と現在の実態はどのようになっているのかお聞かせください。また、社会的に看護師さんが不足とあれば、本市だけでなく他の自冶体も同じような制度を取り上げていると思われます。その状況はどうなっているのかお知らせください。各自冶体でその少ないパイを皆さんで奪い合っている状況でございますので、募集するにあたっては何らかの魅力なり、皆さんから来て貰えるようなインパクトのあるアプローチが必要だと考えます。そのための対策はなされているのかどうか、お示し願いたいと思います。

 

 地方の病院は医師の確保、そして看護師の確保も大きな問題となっております。男鹿は地方の中でもさらに看護師の確保が困難だというのが現状でございます。さらに、今現在、看護の比率が10対1となっている関係上、みなと病院では35床が今休止している段階でございます。この35床を動かすためには看護師がさらに20名程度必要となります。今回、医師の貸与条例に看護師、薬剤師、臨床検査技師を加えましたのは、いずれこういう方たちに男鹿市の方に来ていただきたいということを示す意味でとらえました。他市でやっているのは、現在、仙北市、羽後町でございますが、この内容よりも、インパクトを付けました。例えば入学の手続きの際のお金、まず10万円でございますが、一時金も用意するとか、他と比べてメリットがあるというような内容の条例改正をご提案いたしております。

 

 

 

2、看護師等の具体的な貸与資金額について

 

 医師の場合とは若干その条件等が違ってくると思いますのでその辺の進め方、金額はどのようになさるのかお示しください。

 

 医師の条例をベースに、第4条の中に、看護師と臨床工学技師には月5万円を、薬剤師には月6万円をそれぞれ貸与。入学の月に関しましては10万円をこれに加えるという内容です。

 

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