○議長(菅原清春君) 高山総務部長
【総務部長 高山紀彦君 登壇】
○総務部長(高山紀彦君) 予算に係るご質問にお答え申し上げます。
地域インターネット導入促進事業に係る財政的な面でございますけれども、お尋ねの第1点が、起債の2分の1、ほぼ2,240万円を予算措置してございますけれども、これの償還期間ということでございます。財政的な県の地方交付税等については、今ご質問されたとおりでございます。この地方交付税に元利償還の80パーセントが算入されます。その期間が3年据え置きの15年の償還という内容でございます。
次に、この事業の内容でございますけれども、まず、サーバセンター室、これを設置、整備をいたします。ここにはエアコンを設置し、サーバ6台を配備するものでございます。さらに、庁内に29台の端末と文化会館を含めた各公民館9カ所及びみなと市民病院、男鹿地区消防本部に、それぞれ端末とプリンタ1台ずつ配備するものであります。この公民館に配置する端末ですけども、これは、公民館長の適切な管理のもとで、市民に使用させたいということでございます。パソコンを持たない市民の方々が、最寄りの公民舘で、この端末を使ってサービスを受けることができるというように考えてございます。
次に、4月から発足します地域の情報化の基本計画策定のための研究会とのかかわりについてでございますけれども、これまで庁内、あるいは今回導入したインターネット関係、これらのことも踏まえまして、いずれ、平成13年には本市の基本計画を策定する前段といたしまして、研究会でこれらを踏まえまして整理いたしたいというふうに考えてございます。以上です。
○議長(菅原清春君) 中川産業建設部長
【産業建設部長 中川百司君 登壇】
○産業建設部長(中川百司君) 総合体育館建設基本構想の一連のお尋ねにお答えいたします。
まず、発注時期がいつかというお尋ねでありますが、予算議決されまして、新年度ヘ入って、できるだけ早い時期に発注をしたいというぐあいに考えております。
それで、その発注をするにあたっての、業者の選定方法はどうかというお尋ねであったと思います。これについては、現在のところ、まだ考えておりませんが、建築の設計コンサルタント、こういったものから選定されていくと、こういうことになろうかと思います。
それから、現時点での規模などはどうかというお尋ねでありますが、ある程度の、何といいますか、国体で予定される競技、こういったものから想定されたものはございますが、この基本構想でもって規模、あるいは配置計画、こういったものが定まってくるわけでありますので、これがまとまり次第、そういった規模等が出てまいります。
あと、500万円の内容でありますが、まず一つは、男鹿総合運動公園、この中に計画するものでありまして、予定敷地面積が1万8,000平米ほど予定されております。この委託料の一つとしては、体育館の規模、構成、それから駐車場の位置、必要台数と面積、それから進入路の位置をどうするか。それから修景施設、外構になりますが、こういったものを含めて240万円。それから2つ目としては、地質調査、これをやる必要がありますので、これに260万円と、あわせて500万円を予定しているものであります。
今後のスケジュールでありますが、基本設計は、平成13年度を予定いたしております。基本構想の設計条件の整理、各種調査及び関係機関との調整、それから平面計画の検討、デザインの検討、構造及び設備計画の検討、基本設計図の作成と、概算事業費の作成、こういったものを13年度に行う予定でございます。
そして、それが、でき上がりますれば都市公園事業として認可手続に入ります。これが平成14年度を予定いたしております。認可がおりれば実施設計に入っていくと、こういう段取りでございます。工事の着手は、平成15年度から入ってまいります。そして、17年度のミニ国体が、17年10月でありますので、その前に完成をさせると、こういう計画で現在進めております。以上でございます。
○議長(菅原清春君) 再質疑ありませんか。2番
○2番(船木正博君) まず第1号のほうからお伺いいたします。大分詳しい説明どうもありがとうございました。
まず、大体内容のはうは私も認識しておりましたので、大体私の思っていることと同じような答えでございましたので、そのへんのところはよろしいですが、この4月から発足予定の地域情報化基本計画策定の研究会ですね、これは13年度まで1年ぐらいかけてやるということですけれども、ご存知のように、昔は、10年ひと昔という言葉ありましたけれども、ことこの情報化に関しては、本当に、1ヵ月がひと昔と言われるほどにすごく進化、発展を遂げておりまして、今現時点で研究していたことが、果たして1年後には通用するのかどうか、それはちょっと定かではございません。ということは、すごく時代の流れというものが早いものでございますので、できるだけスピードアップをしてもらいたいと、切に願うわけでございます。
また、国でも県でも、情報化とかインターネット事業に関しては、かなりいろいろ積極的な施策を講じてきておりますので、あらゆる機会にいろいろな方面にネットワークを伸ばして、そういうふうな情報というものをつかんでいただいて、いいものがあったらすぐに飛びついていただいてですね、このような事業がありましたらですね、できるだけ有利な方法でできる、こういうふうな施策というものも市でも積極的に取り入れていってもらうということを要望いたします。ということで、この情報化に関しても、より一層の取り組み方をお願いいたしたいと思います。
それから議案第56号のほうですけれども、総合体育館、今、この時点でいろいろ詳しいことは時期尚早かと思いますけれども、大体の構想はわかりました。それで、ミニ国体までは完成ということでございますが、それもぜひとも、その前までには必ず完成させるように段取りをしていただきたいと思います。
それで、委託先の選定方法でございますけれども、まだ決まっていないということでございます。これに関してはですね、できるだけ公平な選定をするという意味から、よく言われますけれどもオープンコンペですね、そういうふうな方法でやっていただきたいなあという、そういうふうな感じを持っております。
それで、規模的なことですけれども、体育館自体の構造ですね、これは総合的な体育館とするのか、それともあるいは、基本的な、普通のと言えばおかしいですけれども、体育館にするのかですね、できるならばいろんな施設等入った総合的な体育館、これからは必要となりますので、市でもいろいろな公式な行事がある場合に、市の体育館ありますので、そういう所で使えるように、できるだけ総合的な体育館構想というものを、これから打ち上げていってもらいたいなあと考えているところでございます。ということで、できる範囲でよろしいですので、お願いいたします。
○議長(菅原清春君)高山総務部長
【総務部長 高山紀彦君 登壇】
○総務部長(高山紀彦君) 情報化の件につきましては、ただいまの趣旨を踏まえまして、研究会のほうで検討させていただきたいというふうに考えてございます。以上です。
○議長(菅原清春君) 中川産業建設部長
【産業建設部長 中川百司君 登壇】
○産業建設部長(中川百司君) オープンコンペ、こういったものを検討されたらどうかというご提言でありますが、そのことによって非常に建築費が膨張してくるという、そういった事情もあるようでありますので、そのへんも含めて今後慎重に検討させていただきます。
それから、やはり、体育館を建築するにあたりまして、総合的にあれもこれもという形にできるものかどうか、事業費の関連等もありますので、そのへんについても目的に合ったものということになろうかと思っております。
○議長(菅原清春君) さらに質疑ありませんか。2番
○2番(船木正博君) インターネット事業、それから総合体育館、これからの研究課題でございますので、できるだけ今、申し述べましたことを、お含みおき下さいましてですね、良い方向で進めてもらいたいと考えております。ということで、以上で質問を終ります。どうもありがとうございました。